車の振動などに痛みに耐えながら、病院へ着いたのは良かったのですが、ここからがこの怪我の中で最も辛い時間となりました。
まずは車から降りる時に恐ろしい激痛が襲います。助けを借りながらも、なんとか車椅子へ・・・・
その後、やっと車椅子に乗ったのに、レントゲン撮影の為にまたレントゲン台の上に移動→終わったら車椅子→折れている事が判明→診察室へ
先生に大腿骨頸部が骨折しているから手術だと告げられる。この病院は私の自宅からは遠いので、自宅近くの病院に行けるように手続きするからとの事。有難い!痛みが激しいので坐薬を入れてもらいましたが、ほぼ効果なし・・(涙)先生曰く、動くと効かないそうです・・・・
が!ここでまたCTを撮る事になり、再度、激痛地獄がやってくる!先程と同じく、CT台へ移動→撮影終了後に車椅子に移動・・・
とにかく移動が本当に本当に痛くて・・・少しでも動くと生きてきた中で初めて味わうくらいの激痛なので、とにかく泣き叫んでいました・・・・時間もすごくかかりました。(ちなみに人間の体の中で2番目に太い腕の骨折や陣痛よりも体験した事ありますが、今回の方が痛かったです笑)
激痛に耐える→疲労感半端ない→休む→勇気を出して移動→激痛の繰り返しとなります。痛い事が分かっているのに動かなければならない事も本当に辛かったです。介助して下さった看護師さんの腕を激しく握ってしまい申し訳ありませんでした。皆様優しくて握って良いから!と言って下さり本当に感謝しています。
なんとか診察が終わり、先生に『受け入れが決まったから、移動しないといけないんだけど、救急車にする?車で行く?』と聞かれ、なんだか救急車は悪いなぁと思い、車を選択。また車へ移動・・・
移動は【救急車か自家用車か?】
今思えば救急車で搬送する方を選べば良かったと強く思います。まずストレッチャーの方が移動も少なく痛みを感じる回数が少なく楽ですし、振動も少なく、ちゃんと横たわれます。車内の温度や快適さも救急車の方が良いと思います。埼玉から東京までの時間も早かったと思います。こんな時は、遠慮しないで救急車を選ぶのが正解ではないかと思いました。ただでさえ、痛みに耐え、疲労感を感じていますので、苦痛が少しでも少ない方が良いと思います。
とにかく、なんとか検査と診察が終わって、乗馬クラブの所長の車で埼玉から入院する東京の病院へ向かいました。